入社前から「誰かの為になりたい」という想いが強くありました。今はご注文頂いた企業様に喜んでもらえるように、そのためには「企業様の想いがお客様に伝わるように」をモットーに仕事に打ち込んでいます。
大学でデザインを勉強していた頃、何よりも優先していたのは自分らしさでした。仕事を始めてからは、見やすさ、わかりやすさなどを重視するように。今はフォントの種類や文字の大きさ、目立つ色合わせなど手探りする毎日です。

既存の企業様（既にデザインをお持ちの企業様）から預かったデータが、ご希望通りに印刷可能かどうか、チェックしています。チェック作業はいろいろあって、例えばポールを通す部分に文字がデザインされていないか、拡大する場合データ容量が十分かどうかなど。印刷工程に入る前の重要なチェックポイントです。
印刷範囲やデータ容量などは、デザイン業務の中でも基礎中の基礎、かつ非常に重要な項目なので、この仕事を通じて基本ルールを学んでいます。
他にも週に1度、新規のデザイン作成に携わり、デザイン実務も勉強中です。

データチェックをしていると、以前注文頂いた商品の再注文が入ることがあります。そういう場合デザインを確認後、何も触らず印刷に回すのが正解パターン。ある時無意識にデザインに触れてしまい企業様のロゴが消失。それに気付かぬまま商品になり納品ということがありました。100％でない商品をお客様の手元まで届けてしまったことに、大きなショックを受けました。以来、担当する仕事の重要性を再実感し、手元を離れる最後まで責任を持って確認するようになりました。
数年後は、新規のデザイン制作をメインでやりたいと思っています。そのために、今はデータチェックを通じて触れることができる、多くのデザインを吸収していこうと決めて仕事をしています。